東京都の伐採費用の相場

大木の伐採にかかる費用には、作業費のほか、大木を処分する費用や処分費用などが含まれます。大木を伐採する場合、重機が必要になる作業では重機費用が加算されますし、木をただ切るだけではなく、根こそぎ撤去する場合は抜根費用、伐採した後建物を建てる場合は、整地費用がそれぞれ加算されます。
作業費は、伐採する木の大きさや量によって異なります。木の伐採費用は通常、直径または高さを参考にして算出されます。伐採について情報提供しているサイトによると、東京都の費用相場は、高さ3メートル未満が1~3万円、高さ3~5メートルは3~5万円、5メートル以上は5~8万円となっています。抜根する場合は、幹周りで料金が異なります。例えば幹周りが30センチの木を抜根する場合の相場は5~7万円、幹周り81センチ以上の大木になると10~15万円ほどの費用がかかります。
東京には大木の伐採を請け負う会社がたくさんあり、各会社によって設定されている料金にも違いがありますが、目安を把握しておくと、安すぎる・高すぎるところを避けることが可能になります。

重機を使用する場合の大木伐採の相場

木を伐採する場合、作業内容によっては人力で済ますことが出来るものと、重機が必要になるものとがあります。コストの面から見ると、人力のほうが重機を使わない小規模の伐採となるため、費用はやすくなりがちです。
重機を使用する場合、コストが高くなってしまうのは、伐採の規模の他、車両を作業現場まで運ぶ、車両を操縦する資格を持つオペレーター、各種申請などが必要となることが理由に挙げられます。

重機を利用した場合の伐採にかかる費用は、依頼する伐採会社によって異なりますが、種類や大きさも影響します。例えば10トンのクレーン車を1日利用した場合、相場は9万円前後と言われています。7トンのショベルカーを1日利用した時の相場は4万円前後になります。重機を操縦するには国家資格を持つ作業員が必要になりますので、使用する際はオペレーターがいるかどうか確認すると良いでしょう。
クレーン車やショベルカーを利用すると、料金はかかってしまいますが、作業がより早く済む、広範囲で作業が行えるなどのメリットがあります。

まとめ

大木の伐採には、伐採方法や規模、作業日数などによって費用が異なることがわかりました。東京都内で伐採を依頼する際は、相場を参考にしながら選ぶことをおすすめします。見積もりを依頼するとより明確になるでしょう。重機を使用する・しない場合も費用に大きく影響します。作業内容などを考慮しながらどちらを選択するか決めることがポイントになります。東京都には伐採を依頼できる会社がたくさんありますので、複数候補をピックアップし、費用などさまざまな面から比較・検討して選ぶことが大切です。